「千葉に活力を！！」

新しい時代の潮流は、新しい世代によって創造される。

「Street Culture の新天地・Chiba」をコンセプトに、私たち千葉YEGは若い世代の表現の場を提供していきます。

タイトルにある「Club YEGDanspark」というストリートダンスイベントは、千葉商工会議所青年部が企画・運営し、今年の10月26日に千葉市中央区の中央公園で開催しました。

これは平成14年度に千葉YEGの都市問題研究委員会が、中心市街地活性化のためのTMO事業というものを1年間研究し、今年度はその実践のひとつとして、千葉市におけるTMO事業であるイベント事業に取り組んだもので、初めての主催事業となりました。今まで青年部は、1995年から毎年10月に「サウンドinちば」というイベントの中で、一般参加者によるパフォーマンスコンテストの運営を担っていましたが、今回は千葉YEGが全ての面で責任を持って作り上げました。

今年の5月に都市問題研究委員会や正副会長を中心となってイベント委員会が発足し、毎月3〜4回の会議を重ねてまいりました。タイトルの決定、フライヤーとポスターのデザイン、募集要項など検討することも多く、夜の7時30分からの会議は、深夜に及ぶことがたびたびありました。夏に募集は開始したも
のの、なかなか応募が増えませんでした。また、イベントを運営するためにかかる費用は、青年部本会計からの他に千葉市中心市街地まちづくり協議会からの補助金、そして地域の商店街やOBの方々、そして現役会員からの協賛金で賄う予定でしたが、協賛金も思うように集まらず不安でいっぱいでした。しか
し、9月になると着実に応募が増え、9月末日の締切には予定通りコンテストで30チーム以上がエントリーしていました。心配していた協賛金も集まり、イベント当日をむかえました。

イベントタイトルにある「Danspark」は、「Dance」＋「Spark」の造語です。
この「Spark」には、（電気的な）「火花」や「閃光」という意味以外にもうひとつ「洒落者」という意味があります。「Danspark」を意訳するならば、「ダンスするイカしたヤロー」です。また、「ダンス公園」としての「DancePark」という意味もあります。10月26日の当日は、このダンスするイカしたヤローが、パフォーマンス部門（千葉銀座通り歩行者天国内で開催）で15組、コンテスト部門（中央公園内特設ステージで開催）で31組の合計約260名が集まりました。前日まで千葉は雨の予報でしたが、当日は雨も降らず開催でき青年部一同ほっとしております。これも、参加者たちの熱意が天に伝わったのだと感じています。参加者のほとんどが10代から20代の若者たちで、それぞれのグループが、2分30秒という時間内でのダンスパフォーマンスを競いました。中には、毎日3時間以上練習しているチームもあったそうで、全チーム素晴らしいダンスを披露していただきました。このコンテストの審査は、ダンススタジオを運営しているプロのダンサーの方の他に当YEGの岩田直人会長も加わり厳正に行なわれ、グランプリをはじめいくつかの賞が決まりました。発表の瞬間は、公園内が歓喜の渦につつまれました。のべ約6000人の来場者も、楽しい一日を過ごされたと思います。その中には、TMO関係者や行政、YEGを卒業されたOBの方々が多く含まれていたことは、言うまでも有りません。

われわれ青年部は、

一、文化を伝承しつつ、新しい文化の創造に向かって歩を進めよう。

この「Club YEG
Danspark」という事業は、新しい文化の創造に向けてのはじめの一歩となった
ことを我々千葉商工会議所青年部メンバーは、自負しております。