提言活動
提言書(平成19年度~平成24年度)
平成22年度
平成23年02月18日
③各商工会議所での青年部の位置付けを明確にし、統一するための要望書
日本商工会議所 御中
日本商工会議所青年部
会長:西居 基晴
各商工会議所(以下、親会)での青年部の位置付けを明確にし、統一するための要望書
日頃は日本商工会議所青年部(以下、日本YEG)の活動に対し、ご指導を賜り心より御礼申し上げます。
さて、日本経済は新興国への輸出や経済対策効果等により若干の回復の兆は見られるものの、自律性に乏しく、地域経済や中小企業は依然として厳しい状況が続いております。そんな中、日本YEGでは全国約27,000名の会員が、全国各地で、それぞれの地域に根を張り地域を愛する青年経済人として、所属する単会での活動に取り組んでおります。
青年部がその綱領の冒頭にもある「地域社会の健全な発展を図る商工会議所活動の一翼を担い<後略>」ことを達成するためにも、全国各地域において、全ての商工会議所青年部が同一の地位を確立できますようお力添えいただけることをお願い申し上げます。
記
●【1】商工会議所の定款に青年部を明記する(継続)
平成13年、日本商工会議所の定款に青年部が女性会ととともに明記され、平成18年度には、全国の商工会議所へ向け青年部を定款に加えるよう発信されました。しかし、全国の商工会議所においては、青年部の位置付けは異なり、中には、親会の委員会への出席の機会をいただいていないのみならず、定款に明記されていないことさえ見受けられます。
●【2】商工会議所は3号議員に「青年部会長枠」を設ける
一部の会議所では、青年部会長は議員として商工会議所活動に参画する事例もあり、全国的な広がりを期待するものです。また、現在の各親会の常議員会の青年部会長の出席は、オブザーブであり、3号議員になることにより議決権のある出席が可能となり、商工会議所活動の一翼を担う責任のある発言が出来ます。
●【3】商工会議所の各種委員会はその委員に「青年部枠」を設ける
現在、日本YEG正副会長等は日本商工会議所の各特別委員会・専門委員会に所属し、 日本YEGとしての発言の機会をいただいております。各親会の各種委員会にも青年部から委員を輩出することにより、無から有を作り出す商工会議所活動の原動力になります。
以上