はじめに
はじめに
商工会議所青年部は、平成25年3月末日現在、全国514商工会議所中451ヶ所に設置され、会員数は今まさに3万人に手が届こうとしております。そして本年度、全国商工会議所青年部連合会は昭和58年4月に発足以来30年を迎えました。
30年の歴史を振り返りますと、平成13年5月24日、商工会議所の組織基盤を強化し、商工業の改善発展に寄与するために、“商工会議所青年部を会員とする全国商工会議所青年部連合会を置く”として、全国商工会議所女性会連合会とともに日本商工会議所定款に明記され、その組織が日本商工会議所の一部として正式に認証されました。そして、平成18年2月より、正式名称「全国商工会議所青年部連合会」の表記を「日本商工会議所青年部」に、また呼称を「日本YEG」とすることになりました。
5周年記念誌『明日への挑戦』では「これからの青年部を考える」というテーマを取り上げ、10周年記念誌『翔け YEG』では「今後の青年部のあり方」と「将来への提言・ビジョン」が掲載されました。さらに15周年記念誌『YEG 新たなる出発(たびだち)』では、歴代会長による座談会や全国YEGからの提言を通じて、変革期の青年部のあり方をふまえた「中長期ビジョン」を、また、20周年記念誌『立ち止まらず、そして胸を張って』では、「21世紀型の中長期ビジョン」を、そして25周年では「YEGはリアルでなければならず、リアルでなければYEGは始まらない。」そんな思いが込められたYEG東京サミットが開催され、記念誌に掲載されました。
そして、今回発刊されます30周年記念誌は、明日の日本の為に「目的を同じくした者が集い、心と行動を共にし、その目的を達成しようとする」、まさにYEG一揆の名の下に各YEGが更に飛躍し、全国の会員とのより一層の繋がり、すなわち「連合会からの飛躍」の実現により、連合会組織として新しい時代に即した青年経済団体に進化できるよう、過去から現在そして未来へ繋ぎ、新たな存在価値を創造できる資料としてお役に立てましたら幸いでございます。
最後に、本記念誌の作成に当たり、貴重なお時間を頂戴いたしました皆様をはじめ、ご寄稿、ご助言、ご協力を賜りました皆様方に、心より感謝申し上げます。