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アジア商工会議所連合会(CACCI)への参加

第26回アジア商工会議所連合会(CACCI)総会等

概要報告

平成25年3月19日
日本商工会議所

日  程 2013年3月14日(木)~15日(金)
開 催 地 フィリピン(セブ)
主 催 者 アジア商工会議所連合会、セブ商工会議所
参加国・地域

(確認中)

出 席 者 約300人(総会出席者)
日本からの出席者:4名
(日本商工会議所青年部:2名、小田原箱根商工会議所:1名、日商事務局:1名)
議事概要
(1)CACCI第27回総会 テーマ:「アジア太平洋地域が世界経済復興の起爆剤に」
  • ①開会式

    ユフイコCACCI会長、マデラーゾ・セブ商工会議所会長、ファレーラ・フィリピン商工会議所会長、ラマ・セブ市長等が挨拶を行った。

    特別講演として、フィリピン共和国のアルメンドラス内閣府長官が講演し、今後、フィリピンの人材や投資環境等の優位性等について触れ、CACCIメンバー各国からの投資を呼びかけた。

  • ②全体会議

    全体会議では、「ユーロ危機がアジアでのビジネスに与える影響」「持続可能な水・エネルギー資源および食糧安全保障」「二国間貿易投資協定の影響」「経済発展における女性・若年者の役割」「フィリピンおよびセブにおける貿易投資・観光の機会」の5つのセッションが行われた。

    セッション5「フィリピンおよびセブにおける貿易投資・観光の機会」において、フィリピン共和国貿易産業省のメルリー・M・クルツ地域開発担当次官およびセブ投資促進センターのホテル・マリー・ユー所長が講演し、外資企業による対フィリピン投資は増加傾向にあり、特にセブはITアウトソーシング先として注目を集めていること、今後もIT分野は成長産業であり各国からの投資を期待する旨述べ、投資先としてのフィリピンの魅力が紹介された。

  • ③分科会

    ①観光、②若手企業家、③建設・請負、④女性企業家、⑤貿易円滑化、⑥健康・教育、⑦食料・農業、⑧情報通信、⑨中小企業開発、⑩水・エネルギー・環境の10の分科会が開催された。

    若手企業家分科会(鈴木・小田原箱根副会頭が共同座長)には、日本商工会議所青年部(日本YEG)から2名が参加(出席者数:120名)。尾山謙二郎日本YEG会長が、日本YEGの活動等についてプレゼンテーションを行った。

(2)第82回理事会(3月14日)
  • ①CACCI副会長職の人数について

    副会長職の人数に関し、「5名」とされている規定を、「理事会で決定する人数」(注:その時々のニーズや状況に応じて理事会が決定する)と改正することについて、満場一致で承認された。

  • ②分科会の活動報告

    同日行われた若手起業家分科会の議論内容について、議長のアンナ・ペリケ氏より、同分科会において、中小企業は大企業より雇用吸収力が大きい、中小企業はグリーン・ビジネス等の新ビジネスにも意欲的に取り組んでいくべき、ネパール商工会議所青年部は日本YEGを参考にして活動を強化していく、等々の意見が出された旨が紹介された。

  • ③次回および次々回総会の開催地について

    2014年9月に、マレーシア(クアラ・ルンプール)で第28回総会が開催されることとなった。また、2015年に、インド(ニュー・デリー)で第29回総会が開催されることとなった。