平方のどろいんきょ

埼玉県上尾市で７月中旬に行われる奇祭。装飾のない白木造りの頑丈な｢いんきょ神輿｣を、予め水を撒いておいた民家を巡り、庭で泥だらけにしながら転がしたり、ひっくり返して泥水を跳ね上げる奇祭です。

担いだまま荒川に入ったり、立てた｢いんきょ神輿｣の上でひょっとこ踊りをしたり、盛り上がることはどんどん取り入れて進化している祭りです。 今年、関東では８／１２(土)にTV東京の旅番組で紹介されます。
「いんきょ神輿」を立てて山車に見立て、人形ではなく実際に人がのり地区内の曳行も行われます。もともとは、神輿渡御の際に古くなった神輿を利用して非公式に行ったのが始まりとも言われ、｢隠居した神輿｣からその名が付いたとも言われています。
上尾市の荒川沿いの平方上宿地区で７月中旬の日曜日に行われる夏祭りで、今年は７月１６日に開催されました。平方のどろいんきょ（埼玉県選択無形民俗文化財・上尾市指定無形民俗文化財）