全国ビジネス交流リポート

▲近畿ブロック業種別部会の様子▲

近畿ブロック　業種別部会の今日までの歩みと今後の展望

　今回からビジネスネットワーク委員会では、全国各地で行われているビジネス交流やビジネスイベントなどを全国３万人のYEGメンバーにご紹介をしていきます｡記念すべき第1回は、小園会長のお膝元にあたる近畿ブロックの業種別部会についてご報告いたします｡

　商工会議所青年部（以下、ＹＥＧ）は、“若き企業家集団”であります。お互いが研鑽と交流を通じて、企業家精神をより高めることを目的としています。地域社会への貢献、地域のための活動のためには、まずは、自らの企業が発展する必要があります。各単会では、その地域の異業種が交流することにより、さまざまな情報を入手し、自らの企業の発展に役立てています。しかし、同業種同士は、各単会の地域の中ではライバルでもあります。
　そこで加古川ＹＥＧ(平成１５年度近畿ブロック商工会議所青年部連合会会長を選出)では、我々はＹＥＧ活動によってメリットを見出し、活かしていく事が、ＹＥＧ活動を活発にする事に繋がり、そのためには単会の会長、理事だけが、活発に交流するのではなくそれ以外のメンバーが交流する仕組みを近畿で作り、全国に発信しようではないか！と考えたそうです。
　その手段の一つとして、「近畿ブロックで亜業種の業種別部会（＊）を設立する」事を連合会事業として提案し、進めていくことになったのです。
これまで平成１５年度近畿ブロック事務局である加古川ＹＥＧが中心となり、業種別部会の設立を進めておりましたが、この１年間の経緯から近畿ブロックという大きな枠組みでの部会を立ち上げることは容易ではないことがわかりました。
　しかし、冒頭に述べさせて頂いた、「ＹＥＧ活動によってメリットを見出し活かしていく事が、ＹＥＧ活動を活発にする事に繋がる」という考えは、この１年間で加古川ＹＥＧから近畿ブロック各単会へ伝わったようです。今後は、先日立ち上がったエンジェルタッチ上の業種別部会全体会議電子会議室を有効に活用し、また登録メンバーの輪を拡げ、ビジネス交流を深め、その中から業種別部会が生まれていくように、近畿ブロック、商青連からご助言、ご協力を得ながら、推進していくそうです。

　以上が、近畿ブロック業種別部会の今日までの流れと今後の展望ですが、まだまだ立ち上がったばかりで確かなものなど無いかも知れません。しかし、ＹＥＧである事を最大限に生かしお互いを助け合う姿勢はＹＥＧそのものでありますし、成功するための最大の鍵であると思います｡すばらしい成果が出ることを祈念します｡

＊亜業種とは自分が現在、営んでいる業種以外に、今後営む予定、または、興味のある業種のことを近畿ブロックでは亜業種と呼び、この亜業種での業種別部会を設立することを提案しています。