一宮YEG 新ブランドの活用
ブロック:東海ブロック
道府県連:愛知県連
単会名:一宮YEG
事業名称:新ブランドの活用
開催日:2022年4月~2023年3月
開催場所:愛知県一宮市
開催目的・内容:
【138(いちのみや)親鳥】※1を地元である一宮のブランドとして確立し、地域を盛り上げる為『138(いちのみや) 親鳥カレー』※2を作り上げました。
※1 [一宮特産品のブランド卵(うきうき村の尾張のたまご)の親鳥肉]
※2 [親鳥肉を使ったレトルトカレー] 3年前「一宮市の特産品や今ある資源を使って、新たなブランドを生み出そう!」とプロジェクトを立ち上げました。
紆余曲折、色々なプランが出ては消え、少し進んでは無くなりなど、生みの苦しみ味わう中、今回ついに素晴らしいプランが出来上がりました! それが【138親鳥カレー】です。
是非!!このカレーを使って地域を元気にしたい!その一心での事業です。
《なぜ!?親鳥に着目したのか!?》 親鳥とは美味しい卵を産み終えている鶏で、そのため飼育日数も750日ほどと長くなっています。若鶏と比べると肉質は硬く、実際に食べてみるとかなり噛み応えがあります。また、卵を産むという役割を終えた鶏で本来は食肉用ではないため、体重も2kgほどと小柄で肉としての可食部も少なめです。
卵を産んだ後の親鳥については、全くと言っていいほど知られておらず、親鳥の一部は鶏ガラや加工食品となり活用されていますが、スーパーやお肉屋さんなどで目にする事はほとんどありません。
この現実を知り!!「卵を産んでくれた親鳥に感謝し、その生命を最後まで大切にいただくこと」ことで、食育、フードロスに貢献していきたいと考えました。
この様な現状の親鳥ですが、鶏がらスープの材料となっていることからもわかる通り味は良く、このお肉は噛めば噛むほど凝縮されたうまみが出るという事で、ツウには愛されています。また親鳥は若鶏と比べて低脂質で高タンパク、さらにタウリンなどのアミノ酸も多く含まれ、栄養価をみても優れている食品であるという側面もあります。
親鳥という本来は優れている食材を活用し、一宮市に眠る地元の資産を発掘して、有効活用したいという観点からも、何かに生かすことはできないかという思いを出発点に、多くの方々に親鳥の良さを知ってもらい、味わってもらうにはどう具現化すべきか考えてきました。その答えが、広く日本人に親しまれる国民食ともいうべきカレーという形であり、この度の『138親鳥カレー』となりました。
更に、日本国内における鶏卵の自給率は97%※3とほとんど国内で生産されています。この事から全国には何百というブランド卵が存在し、その数だけ親鳥も存在するのです。
※3 [2020年 農林水産省HP参照] この事業をきっかけに、親鳥の魅力が波及し全国の親鳥肉が活用されていけば、フードロスや食育にも繋がる事業と考えています。
《なぜ!?クラウドファンディングを活用したのか!?》 大人から小さなお子様まで多くの一宮市民に愛される【138親鳥】を目指し、まずは、広く多くの方に『138親鳥カレー』を知っていただく為にクラウドファンディングを活用しPRと活動資金を募ることとしました。
クラウドファンディングを活用することにより、活動資金を集めるだけではなく 多くの方々に『138 親鳥』『138 親鳥カレー』を知っていただく大切な周知活動と地元を盛り上げたい!同じ思いのサポーター作りが同時に行えるからです。
2022年8月19日~9月19日の期間で実施しました。
全国から支援者259名。全国のYEGメンバーからも多数ご支援いただき一宮メンバー一同YEGの絆を強く感じました。
支援金は総額2,662,000円と目標金額の2,000,000円をはるかに上回るご支援をいただきました。メンバー一同多大なご支援の輪に感激すると共に身の引き締まる思いにもなりました。
この数年で単会メンバーの多数の卒業が決まっている中で、この新ブランド活用事業は今後メンバー減少の中でも地域を盛り上げ元気にできる事業として後進達に繋いでいきたい事業でもあります。
そんな思いもありYEG大賞への応募は単会としても初チャレンジさせてもらいました。
《今後の予定》 この支援金を活用し『138親鳥カレー』の製造をさせていただきます。※現在製造中
クラウドファンディング返礼品発送 2022年11月中
カレーのプレスリリース 2023年1月予定
カレーの販売イベント 2023年1月予定
カレーの販路開拓 2022年度中
詳細はこちら
https://camp-fire.jp/projects/view/593216