故郷の新しい風会議 in 行田

平成29年12月16日(土)埼玉県行田市において、日本YEG政策提言委員会(吉川 正明委員長 沼津YEG)主催による、故郷の新しい風会議が行われた。
第1部を風会議と称し、全国から集まったYEGメンバーと若手国家公務員とのディスカッションを行った。約120のYEGメンバーと国家公務員、行田市職員などが集まった。
テーマとしては、①後継者への円滑な事業承継の促進、②働き方改革に関する中小企業支援策、③地方創生(人口問題・若者流出問題)の3つをテーマとした。
15のグループに分かれ2時間弱のディスカッションを行い、非常に闊達な議論が行われた。①は主に株式の贈与における自社株式の贈与税免除に関して、自社株式の評価における事業用資産評価減の特例、従業員承継促進のためのガイドラインの拡充など②働き方改革として、働き方改革推進企業認定制度の創設、③は高校生に対する産官学連携による地元定着の促進、この3つを政策提言委員会として政策提言の骨子としている。
非常に高度なテーマではあったが、YEGメンバー並びに国家公務員の間で喫緊の課題として解決しなければならないこの課題を直接話合える非常に有意義な時間となった。

そして、第2部として風交流という名で交流会が行われた。
第1部と違って緊張が解けた中で、第1部と違った日本の政治、経済など将来のことを忌憚なく話し合い、今後両方が素晴らしい交流を持つことができる素晴らしい会となった。

今回の風会議について、吉川委員長はこのように語っている。
「今までの風会議と考慮して改善した点は、参加者にも国家公務員にもYEGメンバーにも事前に希望テーマを確認し、また知識の豊富な、また当人が知識を増やしたい、議論したいことを考慮してグループ分けしてディスカッションしてもらいました。特にYEGメンバーの振り分けを20分の短時間で当日に行ったのですが、最初は委員会メンバーの中でも厳しいという話が出たのですが、やり切ったメンバーは素晴らしい、また尊敬できると感じました。また風会議は難しいという意見をよく聞くため、いかに楽しく、いかに敷居を下げて設営していくかということも意識しました。そしてこの風会議、実はYEGメンバーよりも国家公務員の方々のほうが緊張しているのですが、我々の試みは、国家公務員の方々にとってもとっつきやすかったと好評でした。
風会議は楽しくやることで国家公務員の方々との距離も近づき、その後の関係性もよいものになると思います。ぜひYEG各単会でもこのような設えで風会議をしていただくことをお勧めします。日本YEGと国家公務員との関係は会わなければ繋がりません。そういう意味ではもっと風会議を行うべきと感じています。」
と語っている。
日本商工会議所青年部 広報委員会 神奈川県連 平塚YEG 村田大輔

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